7月27日(金)に鈴鹿市文化会館3階音楽室にて学校職員対象アウトリーチ体験を実施しました。
この事業は、(一財)地域創造のリージョナルシアター事業の一つで、講師の福田修志さん(劇作家・演出家・F’sCompany代表)は、全国の学校や地域で演劇の手法を使い、様々なワークショップを展開しています。
今回のワークショップでは、ただホールを探検するのではなくサブタイトルにある「ヒミツのお話」の部分が探検プラス一味違った楽しさの発見につながりました。午前中は26名、午後は21名の方が参加をしました。
初めに、舞台裏や調光室など普段は入ることの出来ない場所を探検し、こどもも大人も興味津々でした。一通りホールの中を探検した後は、福田さんの考えたヒミツのお話を聞き、それぞれが探検した中でお気に入りの場所を選び実際にお話をつくりました。1つの例文を聞いただけですが、参加者の皆さんのヒミツのお話作りは止まらず、たくさんのお話が作られました。お話を作りながら楽しそうに喋る親子の姿や、親と子が別行動でこどもを心配しながらも自分のお話作りに夢中になっていくお母さんや、心配をよそにお話をどんどん作るこどもたちの姿が見られました。
最後にはそれぞれが作った「ヒミツのお話」を発表しました。こども達の想像力豊かなお話で会場が笑顔になったり、大人の知的な面白いお話で笑いに包まれたり、感心の声が聞こえたり、大人もこどもも楽しんでいました。
<参加者の声(アンケート抜粋)>
・リアル謎解きゲームのようなものと想像していましたが、実際はもっとクリエイティブで、親子で楽しく過ごせました。こどもが作ったお話が聞けたことが何よりの収穫でした。
・ホールの裏側を見せて頂く貴重な経験で嬉しかった。演出家の指導を受ける良い機会となりました。