雄大な姿で見物客を楽しませた深伊沢のわらアート『ぱんだ』のお別れ会が実施されました。名残惜しい気持ちと、次はどんなわらアートができるのかというわくわくする気持ちが入り混じるお別れ会には住民の方々はじめ50名を超す人たちが出席していました。お別れ会は江西寺の市川秀行住職が別れのおつとめを営んだ後、最後の写真撮影が行われました。
その後解体が始まると、慣れた手つきでパンダから藁を剥がしていき、徐々にその面影はなくなっていきました。高所作業車、フォークリフトなどの機械を巧みに使い、手際よく解体していく姿に目をとられました。
骨組みに使われた、竹や木と藁を外していく作業も手際よくやられていました。その藁を農作業に活用すると聞き、感銘を受けました。
約3時間で解体が終わり、雄大だった『ぱんだ』の姿はなくなりました。名残惜しくもありますが、周りの田んぼに水が入っているのを見ると、すぐ次はどんなわらアートが見れるのか非常に楽しみにしている私がいました。